Diary 飯塚裕之のお仕事日記。2004年6月
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6月2日(水)
 本日は、昨日休んだ分を取り返すべく出社。『犬夜叉』構成、67ページまで終了。うーむ、なかなか進みませんな。スタッフが入れるのは来週からでしょうか。すまん。まあ、入稿は25日と言われているので、余裕は余裕です。
 ネタもなければ調子も悪い今日この頃、別のところで語っているネタをなぞる。
舞阪洸氏のサイトでも書いたが、考えてみれば「西東京市」ほどいい加減な地名はない。「北新横浜」もひどいが、「西東京」って「京」の東なのか西なのか。
 以上。 《23:00》
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6月4日(金)
 昨日は、帰宅早々寝てしまって、日記の更新ができなかった。申し訳ない。と言うのも変だが、待っていてくださる方もいるようなので、一応お詫びです。

 昨日までに『犬夜叉』の構成も90ページまで終わり、来週からスタッフを入れることに。

 『大地の子』(山崎豊子)4巻読了。これぞ小説! これぞ物語! これぞプロ!! というのを見せられた感じがします。間違いなく面白いので、読んでいない方にはお勧めです。

 今日で7歳になる息子への誕生日プレゼントは「ファミコン」であると先日書いたが、今日、その膨大なるストックの中からソフトを選択。『F1レース』『レッキングクルー』『スパルタンX』『けっきょく南極大冒険』にする。昔はもっといっぱいストックがあったんだが、意外と『ドンキーコング』などの名作が欠落していることを知る。中古ショップをのぞいてみるかな。でも、うちにストックしてあるソフトより状態のいいものはないだろうな。仕事関係でマニュアルしかないソフト、どこかの誰かに貸しっぱなしになっているソフト、譲渡したソフトなどが多いようだ。あ! 思い出した!! その昔、舞阪洸さんにゲームフリークが作った名作、『クインティ』を貸した覚えが!! マニュアルだけ残っていたので気がついた。まあ、言い出したらキリがないし、もう時効なのでいいんですけど(笑)。勘違いだったらごめんなさい。 《13:00》
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6月5日()
 舞阪洸氏の日記の記述により、『クインティ』の所在は氏の元でなかったことが判明。これは失敬。う〜ん、ではどこへ…。貸したのは当時のゲーム関係者だったと記憶しているが…。ほかのソフトはどうあれ、『クインティ』はとても好きな作品だっただけに悔やまれる。もしお持ちの方がおられたらご一報を。というか、キャラデザインをした杉森建くんなら持っているだろうが…そこから手に入れたら反則のような気がするのだ。

 息子の7歳の誕生日に4本のソフトをプレゼントしたが、さて、どのソフトが最も受けたかおわかりになるであろうか。ボクにも想像できなかったので、誰にも想像できないと思う。答えは『レッキングクルー』なのである。しかもどこにそれほど反応していたかというと、キャラが画面の右へ行くと、画面左から出てくるというところなのだ。平面上ではありえない、画面の右と左がつながっているというゲーム独自の構造に、たいへん興味を抱いていた。そしてその行為を何度も何度も繰り返し、気も狂わんばかりに爆笑していた。これはまさに予想外で、見ているこちらもとてもいい勉強になった。今のソフトに「スクロールしないで画面の右と左がつながっている」ものがありますか? ないでしょう。ボクが求めていたのはこういう反応なのです。リアリティを追求している昨今のゲーム世界ではなく、こういうビデオゲームならではの構造に触れることに価値があるのです。まさに目からウロコ。 《15:30》
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6月7日(月)
 『藤子・F・不二雄のまんが技法』(藤子・F・不二雄)読了。内容は古いながらも、技術以外の基本的なことは今も変わっていない。しかし、これをきちんと読み解けるくらいなら、まんが家志望者は苦労はしないのだ。まさに言うは易しである。こういう本を、きちんと読み解ける人は、どんな本を読んだって勉強になるし、それこそ『サルまん』を読んでも、まんがの技術を習得できる。勘違いのないように言っておくが、『サルまん』には「誇張」はあっても「ウソ」はない。あれは極めてよくできたまんが入門書なのである。

 本日は丸一日『犬夜叉』のフィルム切り。こんなにまとめてフィルムを切ったのは始めてかもしれない。なにせ、テレビシリーズで言ったら、2話分(150ページほど)のフィルムを一気に切ったのだ。また明日からは続きの構成である。
 フィルム切りはある程度の単純作業なので、ビデオを観ながらすることも多い。今日は途中から、星里もちる氏から借りた『ごっつええ感じ』の傑作集DVDを観ようと画策。とりあえず冒頭から観始めるが、これが仕事にならないのですぐに中止。とにかく画面を見てしまうのである。目が離せないのである。こりゃ姿勢を正して観ないといかんソフトですね。しかし貸していただいたDVDはすべて合わせて9枚。それぞれに2時間ずつ収録されているとして、18時間にも及ぶ。これを集中してちゃんと観るには大変です。ちょっと時間がかかっちゃうかもしれませんが、よいですかねえ(私信)。

 相変わらず7歳児は『レッキングクルー』な毎日。昨日はエディットモードを覚え、アホみたいな面を大量に作って遊んでいた。明日は、学校の友達を連れてきて遊ぶのだと。ファミコンなんて、いまどき珍しかろうね。
 ファミコンの優れている点は、何と言っても「玩具」であるということ。電子機器ではあるが、基本は玩具なので、落とそうが投げようが踏みつけようが、それこそ水に沈めようが壊れない(通電する前にちゃんと乾かせばね)。過去にいろんなハードを水につけて動作確認する実験記事を、どこかの雑誌で見たが、ファミコン、スーファミなど、稼動部のないハードはまったく壊れなかった。高精度なドライブ(モーターなど)を装備している機種は、まず故障と無縁にはなれないが、電子回路のみで成り立っているハードは短絡しない限り故障はしないと言ってもいいだろう。これがボクが任天堂を高く評価していた一因である。
 ついでに言うと、ゲームキューブ(以下GC)からは、方針が間違っていると断言したい。あのDVD−ROMは子供が扱うにはデリケートすぎる。GCのソフトは、当然ジャケットに入れて発売されるものだと思っていたが、あんなむき出しとは…。今まで頑として「おもちゃ」を作ってきていた任天堂、それは違うのではないか。 《22:00》
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6月8日(火)
 『犬夜叉』はフィルム切ったところまで、すべてアタリ取り完了。うちのスタッフの作業速度の凄まじさよ。泡食って構成を進めるも、なかなか引き離せない。
 本日、『二つの祖国』(山崎豊子)全3巻がアマゾンから届く。今読んでいる本が終わったら、またしばらく豊子漬けの幸せな日々。許せみゆき(宮部)。もう豊子を知ってしまった後には、キミのところへは戻れないかも知れぬ。格が違うのだ。 《21:30》
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6月11日(金)
 『犬夜叉』下巻の構成が終了。フィルム切り出しも終了。あとはデータ上の作業のみということになりました。締め切りの1週間前には入稿予定。優秀優秀。
 『マンガの描き方』(手塚治虫)読了。これを最初に読んだのは中学生くらいの時か。とても懐かしく、そしてやはり、技術的には今や古めかしい入門書の古典である。中には手塚治虫が解説用に描いたカットがふんだんに使われており、これが作品中で見るよりも新鮮。表情や年齢の描きわけのパートで描かれている手塚タッチにはうっとりと見入ってしまう。これは何と表現したらいいんだろう。1本1本のタッチに、本当に魅了されてしまうのだ。
 わかった。世界最高峰のバイオリニストが、舞台の上で美しい曲を奏でても、当たり前すぎてそれほど感動しないが、そのバイオリニストが家で即興で、しかもアドリブを含めて適当に曲を弾いたら、また別の感動があるだろう。それに似ているのだ。かつて『HEY! HEY! HEY!』で、井上陽水が即興で曲を作ったり、山崎まさよしが軽く歌ったりしたのを見た時と同じような感動だ。力の抜け加減が心地よいのだ。
 本日は夕方から、ソフトバンクパブリッシングのK田さんが来訪。かねてより水面下で動いていた企画が、ほぼ決定になった。別の新しいアイディアも出てきたりなんかして、ちょっと自分の首を絞めている感もあり。決定企画は、近日中にここで発表致します。まだオフレコで。 《22:00》
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6月12日()
 『東京ディズニーリゾートの謎』(西村秀幸)読了。理論、検証に新味なし。巻末にある、ヒアリング調査は面白かった。「ディズニーシー」に行ったことのある人、ない人に、ディズニーシーの印象などを聞いている。
 何を隠そう、ボクの卒論(卒業制作)のテーマは「ディズニーランドの建築物におけるエンタテインメントについての考察」であった。今でこそこんな仕事をしているが、実は美大の建築学科卒なのである。
 皆さんご存知ですか? ディズニーランドの建物は、すべて1階よりも2階のほうがスケールが縮小されて造られているということを。たとえば1階の窓より2階の窓のほうが小さい。建物の巨大感を出すために、誇張しているのです。これには、エンタテインメントに関する法則と、大きな教訓をはらんでいるわけです。…などと言うようなことを、それらしく書いたのが卒論。今となっては青い。在学中から、建築よりもエンタテインメント方面に傾倒していたために、今があるということですね。 《23:00》
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6月14日(月)
 まんが家の鈴木みそ氏から、ソーシャルネットワーキングサイトmixi(ミクシィ)というものへのお誘いがきた。これは何なのであろうと登録してみるが、待てど暮らせど登録完了のメールが来ない。何か間違った操作をしたのであろうか。不審に思い、再度登録手続きをしてみると、今度はあっさりと登録完了のメールが。やはり何か手違いがあった様子。変だなあ。…と、その後しばらくして、再び登録完了のメールが。なんだこりゃ。サーバーが重過ぎるようだ。
 そのmixiをのぞいてみたら、みそ氏のグループ(というのか、よくわからないが)に、同じくまんが家のいしかわじゅんさんが。以前、何度か会ってお話したことがあったので、まあ覚えてはいないだろうと思いつつメールしてみると、なんとちゃん覚えていてくださった。そういう律儀なところがいしかわさんらしい。
 今までテレビの特撮モノ、戦隊モノにはあまり興味がなかったが、一応興味本位で『特捜戦隊デカレンジャー』を第1話からチェックしていたら、結構これが面白い。なにやら戦隊モノの中でも、かなり人気があるらしいことを聞く。先日、ソフトバンクのK田さんも『デカレンジャー』の話をしており、結構ヒットしているらしいことを聞く。今まであまりこういった番組を観ていなかったが、気まぐれに観ていた番組が「面白い」という評価だと、今までのシリーズと比較できないボクは困惑する。まあ、こういうときに限って最初からちゃんと観ているというところが、自分の運のいいところである。
 本日は仕事がひと段落しているので、たまっていた「少年サンデー」を10冊くらいは読む。やっぱり『MAJOR』は面白いなあ。 《20:30》
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6月15日(火)
 ソーシャルネットワーキングサイトmixi(ミクシィ)に軽くハマり中。P900iのSDカード挿入口のフタがダルダルになってしまう現象を愚痴って盛り上がる。
 本日はついに『犬夜叉 天下覇道の剣』下巻が完成。締め切りはなんと25日。今回も1冊5日で仕上げました。とても優秀な進行です。しかも昼過ぎにはできあがってしまったため、それ以降、スタッフとともに『ごっつええ感じ』のDVDを鑑賞。
 7月からは結構ハードなスケジュールになりそうな予感。スタッフ募集中です。絵を描くのが好きな人、アニメ・まんがが好きな人、Mac(イラストレーター)が使える人、大歓迎。現在のスタッフの大半は美術系学生。しかも女性ばかりなので、女性、もしくは女性に強い男性、女性に不快感を与えない男性。お待ちしております。 《22:30》
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6月17日(木)
 Mixiにかなりハマり中。興味のある方は、ご紹介します。β版だからかどうなのかはわかりませんが、今のところ紹介者なしでは登録できないようなので。
 某企画の制作のため、データアートさんというスタジオで某アニメをキャプチャしてもらう。しかし、やはりDVDからのキャプチャはかなり限界点が低いことを再認識。デジベ使わないとダメだな、こりゃ。
 某企画に関しては、月曜日に発表いたします。 《22:30》
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6月18日(金)
 本日、アマゾンよりDVD『ファインディング・ニモ』、『ICO』(宮部みゆき)が届く。しかしゲームに触発されて自らノベライズするというのはいかがなものでしょう。松田聖子が今さら握手会するみたいなものではないか。いや、ちょっと違う。松田聖子がモーニング娘。をカバーするみたいなものか。いやいや。いい例えが出ない。それにしてもなぜ松田聖子?

今日のニュース。「原子で量子テレポーテーション実現 欧米の2チーム」以下、引用。
http://ntt.asahi.com/science/update/0617/001.html
微細な粒子の状態をそっくり別の場所に転送する「量子テレポーテーション」で、原子の状態を転送することに欧米の2グループが初めて成功した。(中略)両グループは独自の工夫を重ね、わずかな距離ながら原子の状態を約75%の正確さで別の場所へそっくり移すことに成功したという。

 未来はすぐそこですね。しかしクライトンの世界は着々と現実化していきますな。次はナノマシンが実用化することでしょう。楽しみで怖い。 《22:30》
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6月19日()
 ヤバいモノを手に入れてしまった。それは、iアプリ版『風来のシレン』である。

 かつてSFC版『風来のシレン』が出た時には、サルのようにやり狂い、最終ダンジョンをクリアして「マムル」のぬいぐるみまでもらったほどである。これで確実に、通勤中の読書量が減ることは目に見えている。言っちゃナンだけど、『シレン』とSFC版『マリオカート』では、周囲に敵はいなかった。今でも手が「ミニターボ」を覚えている。

 本日は、来月からの新規仕事に備えてスタッフを若干名採用する予定なので、そのスタッフに配布するための作業マニュアルを作った。…というか、過去に作ってあったものを、イラストレーターでかなりキレイにクリーンアップした、というほうが正しい。 《22:30》
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6月21日(月)
 本日、ソニー・クリエイティブ・プロダクツにて打ち合わせ。懸案の『鋼の錬金術師』のアニメコミックの刊行が決定。版元はソフトバンクパブリッシング。とりあえず前2クール分を6巻構成で、オンエアしている間にまとめて出したいというのが、ぼくの個人的な希望。これは結構無謀なスケジュールです。
 ということで、本日夜から作業開始。従来のアニメコミックとは違い、構成の段階で版権者チェックが入るということで、来週の火曜日までに1巻分の構成をあげてしまわなければならない。スタッフは、今週金曜から入る予定。

 SCPからもらった資料(データ)をプリントするのに、初めて複合機のカラー出力が役立った。 《21:30》
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6月22日(火)
 本日はもうハガレンハガレンな1日。DVDをVHSに落とし、台本をデータ化し、整形して出力。指定紙に貼り込める状態にして構成開始。今回の『鋼の錬金術師』は、第1巻・256ページに5話収録。あまりページ数がないのでカットをちょんちょんとつまみながらテンポを出す。『コナン』やら『犬夜叉』が1話70ページ弱なのに対して、『鋼』は50ページ程度しかないので、うまく削らないと入らなくなる。その合間にも、制作スタジオからどうやってデータを搬送するか、素材は生データを使うのか、それともデジβを使うのかでいろいろやり取り。

 あ、「まんカレ通信」も入稿。何号かは忘れた。

 『シレン』は、一度データが飛んでから、どうにも調子が出ない。iアプリ版『シレン』は、その容量の関係で、2つのモジュールアプリから成っている。大まかに「宿屋」パートと「ダンジョン」パートに分かれると言っていいだろう。そして「宿屋」を起動して、「ダンジョン」に冒険に行く時、アプリが切り替わる。その時、持ち物などのデータを「ダンジョン」モジュールに渡すのだが、JAVAアプリ起動時にはユーザーによるキャンセルが容易にできるようになっていて、それが仇になった。データを渡している間に、少しでもボタンに触れると、JAVAプログラムがアボートしてしまうのだ。そして当然、渡しているデータは飛ぶ。錆びない「木甲の盾」をかなり強くしたのに、それを失い、やる気ナッスィングな状態です。それでもまたチビチビとダンジョンへ出かけて行くわけですが、やる気を失った風来人ほど脆いものはなく、集中力が切れたところで何度も頓死。気持ちをキチンと入れ替えないと、死にグセがついてしまうのである。くわばらくわばら。 《23:00》
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6月24日(木)
 『鋼の錬金術師』第1巻第1話、構成終了。んでもって、ビデプリ出力も完了。明日はスタッフに思いっきりアタリを取っていただきましょう! その後、2話目のネームを整形&出力。予定よりも大幅に遅れているが、2話目以降の作業は、画像データが来てからのほうが効率がいいことがわかり、コマは割ってもアタリは入れない…という作戦に切り替えることに。
 そして、明日は夕方からは三茶仲間のまんが家さんと焼肉! 『ハガレン』データのやり取りのために、明日は100GBのハードディスクも買ってこなければならない。
 しかしまあ、100GBともなると、どれだけ高価なのかと、おっかなびっくりサイトを検索してみた。いや〜、お安くなってますね。おほほ。
 そんな一日だったので、特に書くことがない。 《24:00》
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6月25日(金)
 180GBで2万円ちょっきりでした。ハードディスクの逆インフレ化については、以前語ったことがあるので割愛するが、それにしてもかつては6千円以上もするMO(しかも128MB)にちょこちょこヤリクリしながらデータのバックアップを取っていたことを思うと、180ギガで2万は驚異としか言えない。もう1台買ってしまいそうな気配。いや、きっと買う。そしたら仕事のデータなんか、バカらしくていちいちCDに焼いてなんかいられない。
 本日は『鋼の錬金術師』、100ページ目まで終了。アタリは1話目完了。ちょっと予定より遅れ気味。
 今日は仕事を早めに終えて、ご近所にお住まいのまんが家・はやのんさんらと夕食。とても楽しゅうございました。
 おっと! 『二つの祖国』(山崎豊子)第1巻、読了。 《23:30》
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6月26日()
382224_36.jpg  『鋼の錬金術師』第2話、構成終了。ここまで100ページで収める予定が120ページにも達してしまった。残りの3話で20ページ削らねばならない。こりゃ結構シビアです。
 そういえば、昨日来訪したはやのん夫妻がステキなプレゼントを持ってきてくださったので、お見せしましょう。なんと、「チュッパツリー」!! お店にある、「チュッパチャプス」をディスプレイ販売するアレである。チュッパ120本つき!! すばらしい!! 《23:00》
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6月29日(火)
 昨日は日記どころではなかったのでサボってしまいました。すみません。
 とりあえず『鋼の錬金術師』は2話目までアタリ終了で、本日、版権を管理しているソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)に送稿。これでどのくらい赤が入ってくるかで、今後の仕事のやりやすさ、やりにくさが決定される。しかしまあ、まだアニメコミックの素材を何に求めるかが決まっていない。アニメ制作会社のボンズからは、1クール分の画像データをすべてもらっているが、これがAfterEffectsを使って開くのだ。そしてまともに画像を表示しようとしたら、山のようなプラグインを追加しなければならないと来ている。やっと特定のプラグインを見つけたと思うと、それがシェアウェアで、入金確認後1週間以内にソフトを郵送だとか、悠長なものだったりでまったくお話にならない。
 現在、今までのアニメコミックと同様、デジベで作業をするという線との二本立てで進行中。
 さらに昨日は、少コミから『アカデミやんか!』のネーム催促が来る。一応月曜までに送ることにしたが、こちらも頭が痛い。
 いや、『鋼の錬金術師』は面白いぞ。ネーム切ってて感情移入して泣きそうになることしばしば。よぉぉっく計算された構成です。なかなかあれだけの完成度のテレビアニメはないでしょう。感心しきり。 《21:00》
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